なぜダメージヘア(髪の傷み)になってしまうのか、解決方法はないのか気になりますよね。
ダメージヘアとは、髪を構成しているキューティクルが損傷してしまい、潤いを保つのに必要な水分や油分が髪から抜け出ている状態です。
その原因はカラーやパーマに使う薬剤や熱・摩擦によるものが大半です。一度ダメージを受けた髪を修復することはできませんが、ダメージを補修し新たな髪をダメージから守ることは可能です。
本記事では、ダメージヘア(髪の傷み)の原因や効果的な改善方法をご紹介します。カラーやパーマ、スタイリングに使うコテ・アイロンはオシャレや身だしなみを整えるために欠かせないものですよね。
ですが、常に髪はダメージと隣り合わせであることも忘れてはいけません。記事内ではダメージから髪を守るためのトリートメントや対策をご紹介しています。
ツヤツヤで指通りなめらかな髪を楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
①ダメージヘアになってしまう(髪の傷み)原因
ダメージヘア(髪の傷み)の原因を探る前に、まず髪がダメージを受けているとはどういう状態なのかを確認しておきましょう。
髪がダメージを受けているとは
髪がダメージを受けている状態とは、髪のキューティクルが傷ついて、髪に必要な水分や油分が抜け落ちている状態です。髪の毛は三層でできており、中心から髪の芯であるメデュラ、内部に水分や油分、メラニン色素を含んでいるコルテックス、最表面にキューティクルが髪全体を包むように層を作っています。キューティクルが水分や油分を髪内部に留める役割をしているわけですね。ダメージヘア(髪の傷み)はその一番外側のキューティクルが剥がれたりめくれたりして、中の水分や油分が抜けて乾いている状態です
ダメージヘアになってしまう4つの原因
キューティクルを傷つけダメージヘアを生み出す原因は、薬品・熱・摩擦・紫外線の4つです。
薬品
1つ目は、カラーやパーマに使う薬品です。薬品に含まれるアルカリ成分はキューティクルを開く役割を持っており、これがキューティクルの損傷に繋がっています。最近の薬品にはダメージを抑えるものも出てきていますが、繰り返し使うようなことがあればダメージの進行を早めてしまいます。
熱
2つ目は、熱によるダメージです。髪のスタイリングにアイロンやコテを使うことが多いと思いますが、高熱で髪を擦るとキューティクルが剥がれ、髪に含まれる水分や油が取れて 固くなってしまいます。ドライヤーもアイロンの熱に比べたら低くなりますが、同じところに当て続けているとキューティクルを壊す原因になってしまいます。
摩擦
3つ目は、摩擦によるダメージです。例えばブラッシングをしないままシャンプーなどでゴシゴシ洗うとキューティクルがよじれ、剥がれやめくれの原因になってしまいます。水で髪を濡らすとキューティクルが開いた状態になるため、半乾きのまま寝てしまったりすると、こちらもキューティクルが擦れて壊れやすくなってしまいます。
紫外線
4つ目は、紫外線によるダメージです。紫外線が肌表面を傷つけるように、髪の表面にあるキューティクルを傷つけてしまいます。髪の毛の乾燥を引き起こす原因になるのです。また、紫外線はスタイリング剤を酸化させることもあり、酸化したスタイリング剤が頭皮に沈着すると炎症でかぶれたりするので、頭皮環境にもよくありません。
②ダメージヘア(髪の傷み)は治る?
髪にダメージを与える4つの原因をご紹介しましたが、一度傷んだ髪はもとに戻ることはありません。
対策としては、ダメージを進行させないことと、新たに生えてくる髪にダメージを与えないことです。傷ついた髪を修復することはできませんが、日々のケアをしていくことで髪を補修し、潤いやツヤのある髪に仕上げることは可能です。
具体的にはタンパク質や水分を補給できるシリコンシャンプーの使用がおすすめです。シリコンには指通りをなめらかにしたりキューティクルを補修・保護する役割があるからです。
また、キューティクルの保湿成分であるアミノ酸が豊富なものを選ぶと、キューティクルの保護になりますよ。
③ダメージヘア(髪の傷み)に効果的なトリートメント
ダメージをケアするトリートメントなら、コラーゲンやヒアルロン酸が含まれているものを選びましょう。
なぜなら髪の保湿に直結する成分だからです。髪にハリやコシを与える成分としてはケラチンが有名ですが、ケラチン自体が固くなりやすい性質があるため、柔らかい触れ感を得たい人には好まれません。
自分がなりたい髪とは違う、といったことも起こり得ますので、まずは保湿を一番に考え追加で自分に合ったものを調べていくと良いでしょう。
トリートメントの使い方
使い方としては、シャンプーの後に一度ブラッシングしてから使うのがおすすめです。ブラッシングにはキューティクルの方向を揃えて整える効果があるからです。乾かす際もブラッシングをすれば、乾きムラを解消することができますよ。ミストをかけるとブラッシングしやすくなるので合わせて使うと良いでしょう。乾かす際はます根元にドライヤーを当てて、地肌を乾かしてから毛先に向かってキューティクルを整えるようにします。キューティクルの向く方向を毛先に合わせるように乾かしていきましょう。
④ダメージヘア(髪の傷み)が治らないなら美容院に行こう
一度傷んだ髪は元に戻らないため、自身でヘアケアをしても効果を実感できず不安に思うこともあるかもしれません。髪のプロである美容院の担当に相談してみるのも良いかもしれませんよ。最近では水素トリートメントというより効果の出やすい髪質改善の方法として話題となっています。
水素(酸熱)トリートメント
水素トリートメントとは、カラーやパーマの後に発生する、サビの原因である活性酸素と過酸化水素を除去する働きのあるトリートメントです。傷みや色落ちを防ぎ、紫外線対策やシリコンのつけすぎケアとしても利用されています。
水素(酸熱)トリートメントのメリット・デメリット
水素トリートメントのメリットは、髪の毛のダメージ改善でき指通りが良くなるため、スタイリングなどの際に髪が扱いやすくなることです。対してデメリットとしては、効果が現れるタイミングには個人差があり、髪の状態により1度で実感できる人や3ヶ月後に効果が現れる人などさまざまであることです。ですが、継続ケアで確実に髪質が改善していくのは間違いないでしょう。
ダメージの原因を知ろう
本記事でも紹介しましたが、まずは自身の髪のダメージの原因が何かを知ることが大切です。ダメージの原因がわからないと間違った対処をしてしまい、効果を実感できない場合もあるからです。自分の髪といっても髪の仕組みやトリートメントの良し悪しは専門的でわからないこともあると思います。一度美容院の担当に相談してみると良いでしょう。
⑤まとめ
ダメージヘア(髪の傷み)についてまとめます。
- ダメージヘアは、キューティクルが傷つき潤いに必要な水分や油分が出ていく状態
- 一度傷んだ髪は戻らないが、補修や改善は可能
- 効果的なトリートメントは、保湿がメインでアミノ酸やコラーゲンを含んだもの
日々のヘアケアでダメージの進行を抑え、ぜひ潤いのある髪を手に入れてくださいね。
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