美容室のトリートメントとはなにか、市販のものと違いはあるのか気になりますよね。
美容室のトリートメントとは、個人の髪質に合わせてオーダーメイドのように薬剤の種類や濃度の調整をすることで、効果を実感しやすいトリートメント施術のことです。

市販のものより成分濃度が濃く段階を踏んで髪に浸透させるので、髪質改善・保持をしたい方におすすめのトリートメントでもあります。
本記事では、美容室トリートメントで得られる効果について解説していきます。
実は、ほとんどの美容師は市販のものでなく美容室のシャンプーやトリートメントを使っています。
理由は成分内容の違いを知っており、髪に合わせて調整して使えるから。
一般的には価格が高く思われている美容室トリートメントですが、価格に対する効果が納得できるものだと理解しているのです。

①トリートメントとコンティショナーの違い

まずはトリートメントの概要について確認します。

より詳しく知りたい方はこちらの過去記事も併せてご覧ください→艶髪を保つためのシャンプー後に使う「トリートメント」。リンスやコンディショナーとの違いは?

トリートメントとは

トリートメントは髪の内部へ栄養を浸透させ髪に潤いを与えることで、外的なダメージから守る働きをしてくれます。傷んだ髪を内側から補修することができるので、髪質改善には欠かせないアイテムでもあります。

コンディショナーとの違い

髪の調子を整えるものとしてリンスやコンディショナーがあります。リンスやコンディショナーの役割としては、髪表面に薄い膜を作り出すことで、髪表面が滑らかになり指通りをサラサラにする効果があります。ただし、トリートメントに比べて成分が薄く、効果を持続できるのは一日ほどになります。対してトリートメントは髪の内部から栄養を届けるため、傷んだ髪を補修し潤いを与える働きをしてくれます。成分濃度もコンディショナーと比べると高濃度であるため効果が持続します。そのため普段のケアでは同時使いも推奨されています。同時に使う際は、内部から外部に向けてケアができるよう、トリートメントの後にコンディショナーを使うようにします。

②どういう人にトリートメントは必要?

髪を内側から補修してくれるトリートメントはどのような人がするべきなのか、気になりますよね。

傷んだ髪は元に戻らない

前提として、髪の毛は死滅細胞でできていることを確認しておきましょう。死滅した状態で髪の毛は生えてくるため、肌のように自己修復能力はありません。つまり、一度傷んだ髪は元に戻らないということです。成長しない代わりにダメージを受ければ一方的に傷んでいきます。そこでトリートメントで栄養を補い定期的に元の状態に戻すことで、髪が本来持っていたツヤやハリを引き出すことができるのです。つまり、トリートメントをしなくていい状態の髪はないと言っても過言ではありません。

傷みが気になる全ての人にトリートメントが必要

パーマやカラーも髪を傷める施術ですので、髪の傷みを最少限に抑えるトリートメントは必要ですし、傷んだ髪をカットするときも髪の状態をキープするためにはトリートメントが必要です。
結論としては、傷みが気になる全ての人は、トリートメントをした方が良いでしょう。
ただし、ベリーショートでトリートメントをすると頭皮に沈着してしまう恐れのある人や、カラーもパーマもしていなくて髪の毛が全く傷んでいない場合はトリートメントの必要はありません。

あくまでトリートメントをした後にプラスの効果が期待できそうな人におすすめな施術になります。

③美容室のトリートメントと市販のトリートメントって違うの?

トリートメントなら市販のものがコスパがよくて良いのではと感じる人もいるでしょう。美容室トリートメントと市販のものでどのような違いがあるのか解説します。

過去記事ではより詳しく説明したますので、そちらも参考にしてください→市販のトリートメントと美容院で受けられるサロントリートメントの違い

トリートメント自体の違い

市販のトリートメントは効果を実感しやすいよう表面を保護し綺麗に見せる目的のものが多く、コーティング剤などでカラーやパーマが浸透しづらい場合があります。
市販のものは一般の消費者に購入してもらわなければなりませんから、効果が一時的ではあってもすぐに実感できるよう設計しなくてはならないのです。
対して美容室トリートメントはそもそも配合成分の質が異なり濃度も濃いのが特徴です。髪の内側から栄養を浸透させていくのが目的であるためコーティング剤は入っていなく、カラーやパーマの浸透を邪魔しません。
プロ用に作られているため表面的な効果が出るような成分は必要なく、すぐに効果を実感できなかったとしても、着実に内側から髪質改善ができるように設計されたものになっています。

価格の違い

市販のトリートメントの価格と比べると美容室トリートメントにはトリートメント以外に技術料が含まれているのが特徴です。
美容室トリートメントは何度も重ねて浸透させていくことで髪の潤いを取り戻していく施術ですが、個人の髪の状態を都度確認していくことやダメージに適した種類の薬剤を選ぶこと。

状況に合わせて濃度を調整していくこともこの技術料に含まれています。
一般の人からしたら淡々と塗布していくだけのように見えますが、一人前にトリートメントを施術できるようになるまで知識も含めて本来は3~4年かかるとも言われています。

効果のあるトリートメントをおこなうには薬液以外の技術が必要になるわけですね。

④美容室のトリートメントの効果

美容室のトリートメントは市販のものよりも高い補修効果を得ることができます。
理由としては、髪のコーティングよりも髪内部から潤いを与えることを目的に作られたものを使用しているからです。
パーマやカラーの際は髪の性質をアルカリ性に変化させるのですが、髪の毛は元々弱酸性のものですので、アルカリ性のままでは髪が傷んでしまいます。ですのでトリートメントで弱酸性に戻してあげなければなりません。もちろんトリートメントをしなくても2、3日で弱酸性に戻ってはくれるのですが、その間の髪の毛は無防備な状態ですのでケアをしなければどんどん傷んでしまいます。

美容室トリートメントは強制的なものではありませんが、先述の通りパーマやカラーで髪を傷めた人全ての人におすすめなのがトリートメントです。髪の傷みは修復することなく一方通行で進んでいきますので、自宅でのケアが心配な方は一度相談してみても良いかもしれません。

市販のもので効果の得られなかった人にもおすすめ

また、美容室トリートメントは市販のもので効果がなかった人にもおすすめです。なぜなら、美容師は市販のものは使わず美容室のものを使うからです。髪の毛のプロがその効果を実感していて実際に使っている、というのが一番説得力がありますよね。髪質の改善でお悩みの場合は、ぜひ美容室の担当が自分の髪をどのようにケアをしているのか聞いて見ると良いでしょう。

⑤まとめ

美容室トリートメントの効果についてまとめます。

  • トリートメントとは、髪に栄養や水分を補給し内側から髪の調子を整えるもの
  • トリートメントが必要な人は、髪の傷みが気になるすべての人
  • 美容室トリートメントは補修効果が高いため、美容師のほとんどが使っている

美容室トリートメントは髪を内側から補修してくれる効果があります。ですが、市販のもののように使ってすぐに大きな効果を実感できるものでもありません。美容室のケアと自宅ケアを並行しながら潤いのある髪に仕上げてくださいね。

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