愛知県春日井市にある艶髪に特化した美容院「美髪処縁-ENISHI-」です。
美髪処縁は髪質改善を通じて、お客様の髪の毛と頭皮のエイジングケアをご提供し-8歳の艶髪を目指す美容院です。

前回はリタッチカラーについてブログでご説明してきましたが、今回は「全体カラー」についてお話ししていきます。

リタッチカラーなどについての過去記事はこちらから
ヘアカラーを安心して楽しむために知っておきたい理想の「リタッチカラー」の頻度・間隔、適切なペースは?

【ヘアカラー 】伸びた白髪がすぐ気になる!!2週間に1度の白髪染めは大丈夫??

ヘアカラー をする際、やはり気になるのは髪の毛のダメージですよね?
根本染めをするべきか全体染めをするべきか、はたまたダメージが気になるから全体染めをしたいけどやめておこうなど色々考えてしまう人も多いのではないでしょうか??
今回は全体染めは毎回やってもいいのか?そして頻度はどれぐらいで染めていくのが理想なのか??などをご説明していこうと思います。
またどうせ染めるなら「長持ち」して欲しいですよね?
この色の長持ちなどについてもコツがありますのでご紹介していきます。

髪の毛を常に全体染めるのは必要か?

ヘアカラーをする際に気になるのは全体染めが常に必要なのか?ということです。
リタッチ(根本)で済ませるのか?全体染めるのか?について髪のダメージだけでなく、施術時間や料金なども変わってきます。

そして全体染めを繰り返すと本当に髪の毛はそんなに傷んでしまうのか?も気になりますよね。

全体染めをするべきかリタッチで済ますべきなのかについては、本当に本人次第のところもありますが、全体染めが必要なケースとして何パターンかはあります。

大前提として現状の髪色を変えたい

  • 今より髪色を明るくしたい
  • 今の髪の毛が明るすぎるので暗くしたい
  • 色味を変えてイメージチェンジしたい

このようなパターンは当然全体染めが必要になります。ヘアカラーは白髪や伸びた根本を気にして染めるだけでなくファッションとしての楽しみが大きくあります。常に変化を求めたり現状に不満がある場合は全体カラーは必要です。
しかし当然常に明るくし続けることや「頻度」によっては髪の毛に与える負担は大きくなるケースもあります。それぞれのパターンに対して注意点が必要になります。

今より髪色を明るくしたいケース

このケースは使用する薬剤が「ブリーチ」を必要としているのか?によって大きく変わります。当たり前ですがブリーチを常に全体やり続けることはリスクが大きく、髪の毛の負担を気にする前に髪の毛が先に負けてしまいます。

通常のヘアカラーであればどうなのか?というとブリーチまでの被害はなくとも継続して行うことで大きな被害を生むケースはあります。
よくオーダーを受けるのは「ブリーチは嫌だから普通のカラーの1番明るい薬で明るくしたい」というオーダーです。
やはりハイトーンになるカラー剤はアルカリ濃度が高いため繰り返し続けることで髪の毛には負担が大きいです。ヘアカラー前処理として栄養補給を行い、アフターのトリートメントをしっかりとする事は髪の毛の負担を考えると必要になります。
それだけでなく自宅でのヘアケアとして使用するシャンプーやとトリートメント、流さないトリートメントなどにも気を使い日々のケアのレベルを上げる事で幾分かは髪の毛の負担を軽減できます。
目安としては毎月ハイトーンカラーはお勧めできないので2ヶ月に1度くらいまでにとどめるようにしましょう。

今より髪色を暗くしたいケース

このパターンは明るくしたパターンに比べ髪の毛の負担は軽くすることが可能です。
ベースのコンディションにより善行のようにハイトーンを繰り返した髪の毛は退色が早く暗めのヘアカラーをしてもすぐ色が抜けてしまいます。

ヘアカラーの退色の原因は◯◯!!その対策は??

色持ちの悪さ=ベースの明るさと言えるくらい、染める前が明るいと必然的に色持ちが悪くなり全体染めを常に必要とするケースにもなってしまいます。
注意が必要なのが暗めに染める際にも髪の毛のベースの明るさは今より明るくなっているということです。

アルカリヘアカラーの構造として「脱色」と「染色」という働きがあります。脱色でベースのメラニン色素に働きかけ、染色で希望の色味を入れていくというのが髪の毛の染まり方です。これは暗めに染めるカラーでも最低限同じように働きます。
暗めにするカラーでも繰り返し施術の末、ベースの髪の毛は明るくなってしまい気づいたら色が落ちるとすごく明るいという経験をしたことがある人も、このブログを読んでる人の中にいるのではないでしょうか?
頻繁にヘアカラー を行うことで結果的に色持ちが悪くなり、全体染めの回数が増えてしまうという悪循環にならないようにするには、美容院側が使うカラー剤などにも注意が必要です。
ピグメントカラーという微アルカリの薬剤は主に色素を入れていく事を目的としたカラー剤ですが、このような薬剤で色味を落ちつかしていくようにすると、髪の毛の負担だけでなくおいおいの退色の際に、ひと回り以上明るくなるなどのリスクを避けることができます。

頻度の目安としては月に1度は落ち着かすために全体カラーをしても使用する薬剤やアフターケアを怠らなければ問題はないと言えるでしょう。
むしろ完全に色味が抜けきる前に重ねて色を入れて行けることによって、持続性を上げていくことも可能です。

常に色味を変えてイメージチェンジしたいケース

このパターンは上記で紹介した「明るく」なのか「落ち着かす」のかによって変わってきます。
基本的には色味の変化だけでよければ、暗くする際と同じく「ピグメントカラー」でご希望の色味を足していく事で解決できます。色味を足すという事は同じ明るさでも色味が濃く入ることによって、退色して黄色くなっている状態から比べると落ち着いて見えます。

このようなケースではなく、暗くしたり明るくしたりを繰り返す場合は、やはり髪の毛への負担は上がりやすくなります。
頻度としても明るく変化させたい場合は2ヶ月程度の間隔をあけていただくことがベストです。そして美容院と自宅でのヘアケアは欠かさず行ってください。
色味を補う程度であれば1ヶ月以内の施術も負担を少なくして施術可能です。この際も髪の毛の負担を出来うる限り減らしたい方はトリートメントのケアなどは同時にやっておくといいでしょう。

必ずしも全体カラーは必要ではない

実際、現状の色味に不満がなく根本が気になる程度のケースは全体カラーは必要ありません。
毛先を染めるという事は髪の毛の負担だけでなく、仕上がりの色味にも多少の変化は出てしまいます。明るさや色味に満足している間はなんとなくで全体カラーをオーダーするより、伸びてきた根本をカバーするだけでも綺麗な仕上がりになります。

ただご自身の目は慣れてしまって気づかないことがありますが、髪の毛は常に退色を起こし色味が抜けていきます。その際脱色が行な割れている髪の毛の色味に近づいていきます。
毛先などが退色していくと、決して綺麗な色の抜け方をするわけではなく髪の毛が痛んで見えてしまったりパサついて見えるような汚い毛先の色になってしまうこともあります。
この場合は、やはり色味を薄くでも足して黄色く抜けてしまった状態をカバーすることで、見た目的にも艶感を感じるように仕上がります。
ケースに合わせて全体カラーが必要なのかを判断していくことが大切でしょう。

何よりヘアカラーが長持ちするベースを作ることも大切ですので、ヘアケアを適切に行いながらヘアカラーを楽しんでいきましょう。

自分でもできるヘアカラーが長持ちするコツ

どこまでいっても退色を完全に避けるのは無理ですが、気をつけることで多少でも持続性は上がります。
ご紹介したヘアカラーの頻度や使用する薬剤の種類という「美容院」での注意だけでなく「自宅」でのヘアケアも大切です。
自宅で普段気をつけることができる方法を何点かご紹介します。

毎日のシャンプー時に気をつける

普段使いのシャンプーが市販の強いシャンプーを使用している人は、優しいシャンプーに変えたりすることで色持ちはだいぶ良くなります。
数日に1度ヘアカラーの仕上がりに合わせた「カラーシャンプー」を使用したりするのもオススメです。
シャンプーについては過去記事で詳しく紹介していますので良かったら合わせてお読みください。

艶髪になれるシャンプーと自宅での正しい洗い方のまとめ

【現役美容師が調べてみた】市販のシャンプー で艶髪に適したものはあるの?

【艶髪専門の美容師が直伝】自宅での正しいシャンプーの仕方

過去記事にシャンプーなどの際に必要な注意点など紹介していますが、このような事を気をつけてもらうことが大切です。

シャンプー後はすぐに髪の毛を乾かす!!

濡れた状態の髪の毛は非常にデリケートでダメージを負いやすくなっています。
しっかりと乾かしてキューティクルを引き締めることでダメージ対策でけでなく、色味の流出を抑えやすくなります。
ただしドライヤーなどの乾かし方によっては逆に髪の毛に負担を与えてしまうケースもあります。
濡れたまま放置せず正しいドライヤーの使い方で素早く乾かしていきましょう。
ドライヤーの正しい使い方は過去記事で詳しく紹介していますので、そちらもご覧ください。

明日から自分でできるドライヤーの上手な乾かし方

染める色味などによっても違う

上記のように自宅で気をつけていくにしても、そもそも長持ちしない「色味」のケースもあります。そういう際はカラー頻度を上げ色味が抜けきる前に同系色を重ねて入れていくという方法で、数回ほどカラーを繰り返していくことで色持ちも上がってきます。
淡い色味は長持ちしにくい傾向にありますので「持続」を優先するか「仕上がり」を優先するかによって選ぶ色味も変化します。
そ詳しくはこちらをご覧ください。艶髪にオススメのカラーの色って??髪の毛が綺麗に見えて長持ちしやすい色を現役美容師が教えます

 

綺麗を維持しながらヘアカラーを楽しむなら美髪処縁で決まり!

 

全体ヘアカラーの頻度などについてお話ししてきましたが、髪の毛に少なからず負担を受けてしまう事は完全には避けれません。
短期間での繰り返しでのヘアカラーは髪の毛の負担だけでなく頭皮にも影響を与えます。

それでも気になってしまって頻度が上がってしまう人には美髪処縁-ENISHI-の「カラーエステコース」がオススメ!!

髪の毛のケアだけでなく頭皮のケアを同時に行い、髪の毛に栄養をたっぷり注入しながら染めていくヘアカラーは、持続性の良さ・手触り共に今までのヘアカラーとのあまりの違いに驚くと思います。

美髪処縁のカラーエステコースについて詳しく知りたい方はこちら→カラーエステコース

愛知県春日井市で髪質改善を通じ、艶髪を提供する美髪処縁ではお客様に-8歳の艶髪をご提供しています。

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