春日井の艶髪美容院「美髪処縁-ENISHI-」です。美髪処縁では髪質改善を通しお客様に「-8才の艶髪」をご提供しています。

新型コロナウィルスの感染拡大で、日本も全国緊急事態宣言が出ており自粛もモードの生活をされている方が沢山だと思います。
僕も今このブログを休みで外出せず書いているところです。

さてさて、そんな自粛ムードの中、なかなか美容院に行けず髪の毛のコンディションが気になり出している方もお見えだと思いますが、今日は自宅でほぼ毎日のように行なっている「シャンプー」についての「正しい洗い方」を美容師が解説していきます。

そもそもシャンプーの目的とは???

シャンプーについて、このサイトでは種類や注意点など以前から書いてきました。そちらの記事も参考にしながらご説明していきます。

日々当たり前のようにしている「シャンプー」
このシャンプーは髪の毛を洗うためだけでなく「頭皮」「髪の毛」「毛穴」を清潔に保つことが目的になります。「そんなこと知ってるわ!」って声が聞こえそうですが、実際美容院にお越しいただいた際に美髪処縁-ENISHI-ではマイクロスコープの頭皮診断を行なっています。しかしほとんどの人が「毛穴」の皮脂が残りすぎていたりします。これは暗に洗っていないと言いたい訳では無く、「洗えていない」というのが正しい表現だと思います。
実際毎日のシャンプーだけでは落としきれない皮脂の汚れなどもあり、それは使うシャンプー剤が原因か、暗に洗い足りていないか?など正確なところまでは判断しかねる時もあります。
ただ、今回正しいシャンプーの方法などを学んでいただくことでほとんどが改善されていきますのでご安心くださいね!

シャンプー(入浴)の前には「ブラッシング」

髪の毛には1日かけて「埃」「排気ガス」「皮脂」「スタイリング剤」「流さないトリートメント」など本当に様々な汚れが付きます。
この状態になると必然的に髪の毛1本1本は「ベタつき」などが発生していて髪の毛同士の「絡まり」が生じていることがほとんどです。

この状態のままシャワーをかけて髪の毛を濡らすと「絡まり」などはより強く絡まり、「切れ毛や抜け毛」の原因になります。

入浴前にブラッシングをして絡まりなどをほぐしてからシャワーで髪を濡らすことで、切れ毛などを防止することができます。
また、埃などの汚れもブラッシングをすることで落とすことができ、シャンプーの泡立ちも良くなります。学生時代に運動場などで練習していた部活の人は経験があると思いますが、脂汚れと砂汚れなどが混じり本当に泡立ちが悪くなり、過剰にシャンプーを使っていたりしていませんでしたか?

髪の毛に過剰に汚れがあるとどうしてもシャンプーが泡立たなかったりするので、ある程度ブラッシングで汚れを払ってからシャワーを浴びるようにしてください。

ブラッシングを行う際は無理やり梳かさず、毛先(下)から順に梳かすようにしてください。
ついつい根元付近からいきなりブラッシングする人が多いですが、引っかかりを無理やり梳かすと切れ毛を生みます。その切れ毛は今後枝毛になりより絡まりやすくなりますので、大変悪循環を生むことになります。髪の毛を綺麗な艶髪にしていきたい人は、普段の何気ないブラッシングなども注意してやらなければいけません。また別の機会に「正しいブラッシング」の記事を書きます。

最初の予洗い(湯洗い)が重要!理想の温度や流し方は?

縁にご来店いただいたことのあるお客様は、1度は説明を受けられたことがあると思います。
この予洗い(湯洗)はとても重要で、シャンプーという1連の行為の中でもこの部分で7割は終了したようなものです。

ここであなたに質問です。

問1「昨日もしくは一昨日は髪の毛を洗いましたか??』
問2 「今日激しい運動など野外でしましたか?』

この質問をすると1部の仕事の人以外は平日には大体「NO」とお答えだと思います。

どういうことかというと、そもそも毎日洗っている、もしくは2日に1度は洗っているとお答えの人でそこまでひどい汚れの人は少ないということです。

シャンプーという行為が「洗う」という認識が強いですし、実際そうなのですが、この予洗いで汚れの7割は落とせてしまいます。つまりシャンプーという行為の中でもこの部分をしっかりと行うことで自宅でのシャンプーの方法は大きく変化します。

大体の時間の目安は?

髪の毛の長さや量によっても多少の差はありますが、目安としては1分半〜2分はお流しをしてください。これを読んで以外に短いと思った人は実際に時間を測ってみてもらうとわかると思いますが、
ほとんどの人は「髪を濡らす」という行為が最初の予洗いになっています。
「予洗い」という表現を使っているように洗わないといけません。

頭皮を中心にしっかりとお湯と指でマッサージをするように頭皮全体を綺麗にしていくつもりで行なってください。耳後ろなども忘れがちなのでしっかりやっていくと大体それぐらいの時間にはなっていきます。

お湯の温度にも注意が必要!適切な温度設定は?

これからは夏に向かっていくので比較的にぬるめの温度設定になると思いますが、冬場などの寒い時期にはついつい熱めの設定にしがちです。

洗顔などにも良く記載されているのが「水・またはぬるま湯」という表現です。

高すぎる温度は皮膚の大事なバリアの部分の脂分まで落としてしまい「乾燥」状態にしてしまいます。
よくアレルギーなどでなくシャンプーしても痒くなるという方は、強いシャンプー剤やシャワーの温度設定から脂分を落としすぎていることが原因にあります。そういった経験がある方はこの2点を見直すと改善することもありますのでお試しください。

しかしぬるすぎ(水)では余分な脂汚れが落とせないので程々に温度調整は必要になります。

適温は36℃〜38℃が理想です。実際やってみるとかなりぬるま湯に感じますがこの温度で洗うようにしてください。

シャンプーの正しい洗い方

予洗いが完了したらいよいよ「シャンプー」です。

理想の使用量は?

髪の毛の長さによって変わってきますが、基本的にシャンプーの量は「1プッシュ」を目安に。足りないのも良くないですが、使いすぎも流し残しなどに繋がるので良くないです。

ショートからミディアム1プッシュ
ロングで1.5〜2プッシュ

これぐらいを目安にシャンプをしていきます。

「そんな量じゃ泡立たないよ!」と思った方は、最初の「予洗い」が足りていなかったり「ブラッシング」をしていなかったりすると思いますので是非上記を試しても足りない時には足してあげてください。

ちなみに

優しいシャンプーなのに泡立ちの良いシャンプーはこちら▶︎https://hairenishi.jp/osusume/

シャンプーの正しい洗い方とは?

自分の適正量を、いきなり頭皮につけずしっかりと手のひらで泡立ててから使っていくようにしてください。

シャンプー+水+空気のようなイメージでての中である程度泡立たせることが大切です。

そして髪の毛に関しては最初の予洗い時に濡らした水分を切らずにいてください。髪に毛にたっぷりの水分がある状態のままキープです。ついつい髪を絞って水分をある程度どけてからシャンプーを手に取りがちですが、良いシャンプーは泡立ちが悪いものも多く、その原因は水分が足りてないことがほとんどです。シルク系の界面活性剤などは水分が少ないと泡立ちが悪かったりします。

そして頭皮を「マッサージ」するように洗います。
手は「掻き手」ではなく「揉み手」で十分です。美容院ではなぜ揉み手ではないかというと、単に他人に掻枯れるのは気持ちいいからです。界面活性剤が汚れを浮かしてくれるので、全体を揉むように優しくマッサージを行うように洗ってください。

どうしても掻きたい方は爪ではなく「指の腹」で優しく頭皮を掻いてください。

そして泡で髪の毛の毛先をパックしてあげてください。濡れている髪の毛はデリケートなので擦ったりはせず、泡でパックをするぐらいで十分です。

地肌の汚れを浮かして落としますが、ほとんどの汚れは先の工程で落とせています。
なので残りの汚れをおとすだけなので強い洗浄力のシャンプーはそもそも必要ないケースがほとんどだということです。

最後の濯ぎはしっかりと!流し残しに要注意!!

ここまできたら残すは「濯ぎ」です。
ここは結構重要で、意外にも多いのが「流しきれていない」というケースです。洗っているのにベタつく人などは、毎日少しずつ濯ぎ残しが蓄積されてベタつきを生んでいたりします。抜け毛などの原因にも繋がりますので要注意です。

シャンプーの時間よりも濯ぎの時間はしっかりと多めに行なってください。髪の毛だけでなく、頭皮を流すように耳後ろ、襟足、トップなどしっかりと滑りを落とし流しきることで髪の毛のシャンプー剤も一緒に流れていきます。

1番自宅で濯ぎ残しが起きやすいのは「生え際」だったりします。それは自宅でシャンプーするときは下を向いているケースが多く、濯ぎも後頭部から始めることがほとんどです。ついつい生え際などのところを濯ぎ忘れがちなので時間をかけてしっかり濯ぎましょう。

 

そしてトリートメントなどで仕上げて完了!!

シャンプー後は「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」などで仕上げて完了です。
女性は当然ですが男性もシャンプー後はこういった保護剤を「髪の毛」にしておいてください。

基本的に

頭皮には必要ありません。

トリートメントや、入浴後のドライヤーなどは別の機会にまたご紹介していきます。

艶髪の維持は日常生活の習慣も大切!毎日のことほど大切に

髪の毛を綺麗にしていく、艶髪を維持していく、このような気持ちで日々ヘアケアをしている人は沢山居ます。自宅での集中パックのケアやトリートメントなどアイテムの拘り、ドライヤーやアイロンなども傷みにくいものを選ぶという危惧の拘り。

これらもとても大切な艶髪への要素です。
しかし根本的なケアである「シャンプー」という行為に対してこそ正しい知識と方法で毎日取り組むことで、より効率的に艶髪を維持したり育てていけます。

毎日の習慣こそ少しの気配りで大きな変化になり、その積み重ねこそが艶髪ライフの第一歩になります。今回は正しいシャンプー方法についてのご説明の記事でした。

春日井にある艶髪に特化した美容院「美髪処縁-ENISHI-」では、ヘアエステコースを通じお客様の髪の毛や頭皮の環境を整え本当の意味での「髪質改善」をご提供しています。

縁について詳しく知りたい方はこちら▶︎美髪処縁-ENISHI-のサロン紹介

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